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去る8月4日、ワタクシの誕生日だった。
たくさんのお祝いメッセージいただいてありがとうございます。 休みを取りたかったところだったが、仕事(研修)が入っていたのでワタクシは朝早くから家を出た。 嫁はだいぶ前からたまに謎の腹痛があったので、何度か病院へ行ってはいたのだが【異常なし】でビオフェルミンを処方してもらうくらいで原因不明で一向に治らなかった。 なので7月末に病院へ行ったときに、こっちから胃カメラや大腸内視鏡検査をお願いしてその予約を8月4日に入れていた。 嫁は前日8月3日夜に下剤を飲んで余計腹痛がひどくなり、4日の朝に嫁の父親が送り迎えに来てくれると言ってくれていたので、ワタクシは家を出て仕事へ向かった。 朝9時から研修で最初の休憩時間の10時ごろ、嫁の父親から電話があり『歩けんくらいやったから救急車で病院行った』とのこと。 『昼くらいにまた電話します』とだけ伝え研修を受けていると、10時半くらいから病院&嫁の父親から鬼電が・・・ 嫌な予感がしながらも次の11時ごろの休憩時間に病院に折り返し電話してみると・・・ 『緊急手術が必要なので今すぐ来てください。内容は来られた時に説明します』とのこと 嫁の父親にも電話してみると 『腸閉塞らしい』と・・・ 腸閉塞って何!?たいそうな病気なん!?と思いながら、研修を抜けて急いで病院へ。 病院に着いて、嫁の父親と一緒に小部屋で待っているとお医者さんが。 『CTを撮って腸閉塞の疑いが』ということで、よくわからんまま同意書にいっぱいサインして、待つこと約2時間。 またお医者さんが部屋に来て、腸内部の写真をいろいろ並べて説明を始めた。 『腸の中にあるコレが○○で、コレが△△で、コレが【がん】です。コレは悪性で進行がんです』 ・・・んっ!? 【がん】ってあの噂の!? ドラマとかで見たことあるけど、こんな簡単に告知しちゃうものなのね・・・ がんが大腸を塞いで腸が詰まっているらしいので、その日はとりあえず大腸ステントってやつ入れて、塞がっていた穴を広げて腸閉塞を開通させて手術終了。 合計5時間ほど病院で待ち、終わってICUで全身麻酔から解けて意識を取り戻した嫁と少し話してその日は帰宅。 長かった誕生日 夜、一人でいろんなことを考えた。 1か月前に結婚式を終え、新居に引っ越したばっかりやのに・・・ なんでこんなことになるんや・・・ 俺なんか悪いことしたかな・・・ 嫁が死んだらどうしよう・・・ かなり情緒不安定になっていたと思う。 次の日8月5日、朝から病院へ行き、嫁に悪いことは触れずに話しているとお医者さんから呼ばれた。 昨日ワタクシにした説明と同じ説明をそのまま嫁に・・・ オブラート包んだりしないのね・・・ 本人に【がん】告知ってそんな簡単にするもんなのね・・・ とりあえず今後の予定は11~12日に検査して、【がん】が他に転移していないかちゃんと調べ、そして転移がなければ19日に大腸を切る手術して終了らしい。 抗がん剤も飲まなくて大丈夫な場合の方が多いらしい。 簡単そうに言われたが、今はどこにも転移していないことを願うしかない状況。 嫁は話を聞いて一瞬涙を見せたが、保険の営業をしている職業柄、『○○っていうガン保険は使えるんですか?』とか聞いていた。 お医者さんに『お金の心配はいらんから病気をちゃんと治しましょう』と言われたり・・・ 後で聞いたら、『手術と入院で○○円は入るな』とか計算していたらしい。 そして嫁の父親も3年ほど前に大腸がんの腸閉塞を患っており、その時の症状に似ていたので最悪そうかもと思っていたと・・・ そして完治している父親を見ているから【がん】と言っても特に大病とは思ってないようにも感じる。 強いな・・・ たぶんワタクシの方が情緒不安定・・・ うちの会社の社長や上司に報告したら 『今は奥さんについてあげるのが一番の仕事、こっちは任せなさい』と言ってくれた。 不覚にも泣いてしまった。 すごく嬉しかった。 たぶん今は職場へ出ても嫁のことが気になって集中できないかもしれないし甘えておこう。 嫁が救急搬送された8月4日 嫁にガン告知された8月5日 その後、6日・7日と仕事を抜けて病院でずっと嫁と一緒にいる。 自分がこんな状況に置かれていても明るく笑顔で前向きにいる嫁に逆に元気をもらっている。 術後の痛みがありながらも少しずつ歩けるようになり、点滴と不味い液体のご飯しか飲めない日々が続いているが、笑顔を絶やさずいてくれる。 嫁のために何ができるのか? 力になれることは何でもしていこうと思う。 今はそのためにも病院でできる限り一緒にいよう。 他に転移してないことを願って。 絶対に完治すると信じて。 無事に退院したらまだ行ってない新婚旅行へ行こう。
by kupipu9216
| 2015-08-08 03:13
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